【日々の雑談】陸上競技とは?陸上競技(トラック)の魅力をまとめてみた

日々の雑談

陸上競技とは

陸上競技は、屋外競技場のフィールドやトラック、道路などで実施される、走る、跳ぶ、投げるという3種の基本技をメインとする競技の総称です。
今回は、陸上競技の中でもトラックについて紹介していきます。

陸上競技(トラック)は、競技場内1周400mのトラックを使用して行われる競技です。
オリンピックでは、短距離走をはじめ、中・長距離走、ハードル走、リレー、障害走など、男女別や距離別の様々な種類があり、計25種目が行われます。
いかに速く走れるかにチャレンジするとてもシンプルな競技ですが、スタートなどたくさんの技術を身に付けないといけません。
トラックでは鍛え抜かれた選手たちが肉体の限界に挑みながら、熾烈な戦いが繰り広げられます。

短距離走では100m、200m、400m、中・長距離走は800m、1,500m、3,000m障害、5,000m、10,000mがあります。ハードル走は女子100m、男子110m、男女400m。リレーは400m、1,600m、男女混合1,600mがあります。

陸上競技(トラック)の見どころ

陸上競技(トラック)は、瞬発力だけではない奥深さが見どころと言えるでしょう。距離が長くなればなるほど、選手同士の駆け引きが重要になってきます。
男子100mは、その一瞬の競技に世界が注目しています。トップスピードは、40~45km/hにもなり、街中を走る車並みの速さです。速く走るほか、スタートテクニック、集中力などアスリートとして様々な能力を試されます。
現在、世界記録は9秒58、オリンピックレコードは9秒63となっており、どちらもジャマイカのウサイン・ボルト選手の残した記録です。今後この記録が塗り替えることができるかに注目が集まっています。

リレーは各国のトップスプリンターが出場する競技で、それぞれの選手のタイム合計がそのまま順位にならないのが面白いところです。
見どころはバトンパスでしょう。さらに2020年東京オリンピックより新種目として登場した男女混合1,600mリレーは走る順番を自由に決められるので、各国の戦略に注目です。

陸上競技(トラック)の歴史

陸上競技は、紀元前776年、第1回古代オリンピックから実施されており、長い歴史を持っています。当時は、スタディオン走という今でいう短距離走のみが実施されました。その後、スタディオン走、ディアウロス走(中距離走)、ドリコス走(長距離走)などだんだん種目が増えていきました。
そして陸上競技は1896年の第1回近代オリンピック大会でも行われました。陸上競技に限らず、オリンピック自体が男性のみの参加となっていましたが、1928年のアムステルダム大会にてようやく女性も陸上競技に出場するようになります。

日本では1873年に開催された競闘遊戯が最初の陸上競技大会だそうです。
そして、初めて近代オリンピックに日本人選手が出場したのは1912年の第5回ストックホルム大会で、三島弥彦氏と金栗四三氏が参加しました。

まとめ

陸上競技は紀元前にまで遡る長い歴史をもつ競技で、現在では短距離走、中・長距離走、ハードル走、障害走、リレーと距離別・男女別で多くの種目があります。シンプルながら奥深い競技で、人間の肉体の限界を目の当たりにできるでしょう。