【アスリート紹介】飛込・板橋美波選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

板橋美波選手とは

板橋美波(いたはし みなみ)選手は、滋賀県スポーツ協会所属の飛込競技選手です。
2000年生まれの24歳、兵庫県出身。甲子園大学を卒業しています。
小学校1年生から競泳をはじめ、小学校3年生の時に飛込に転向しました。
2014年の日本選手権で、14歳の最年少で優勝しています。16歳の時、リオデジャネイロオリンピックに出場し、女子高飛込で日本選手80年ぶりとなる8位に入賞しました。2020年東京オリンピックでは、荒井祭里選手とペアを組んだ女子シンクロ高飛込で6位に入賞しています。
2023年の世界水泳選手権では、混合シンクロ高飛込で伊藤洸輝選手とペアを組み、銅メダルを手にしました。
男子顔負けのジャンプ力と回転力が特徴です。

実績

2023年度に上月スポーツ賞を受賞している板橋美波選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2024年2月時点の板橋美波選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2023年 世界水泳選手権2023福岡大会MIX 10mシンクロ高飛込(伊藤洸輝ペア) 銅メダル/女子シンクロ高飛込(荒井祭里ペア) 5位
2022年 世界水泳ブダペスト2022 10m シンクロ高飛込(荒井祭里ペア) 4位
2022年 栃木国体 優勝
2020年 東京オリンピック飛込競技女子シンクロ高飛込(荒井祭里ペア) 6位
2017年 ブダペスト世界選手権10m高飛込 7位

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E6%A9%8B%E7%BE%8E%E6%B3%A2
https://www.koshien.ac.jp/wp/news/8473/
https://olympics.com/ja/news/diving-19th-fina-world-championships-budapest-2022-day-13

どんな選手か?

2000年1月28日兵庫県宝塚市に生まれる。

板橋美波選手は柔道選手だった両親の間に生まれ、小学校1年生から競泳をスタートし、2年後に飛込競技に転向しました。
馬淵崇英氏の指導を受けるようになり、2014年の日本選手権で最年少の14歳で優勝を飾りました。
2016年のワールドカップの10m高飛込で9位になり、リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得。初のオリンピックでは、10m女子高飛込で日本選手において80年ぶりとなる8位入賞を果たしました。
2017年の世界選手権では10m高飛込で109Cを成功させ7位に入賞。しかし、その後相次ぐ怪我に悩まされるようになり、2018年は右目の網膜剥離で手術、2019年は右足の手術を受けました。
2020年東京オリンピックでは荒井祭里選手とペアを組み、女子シンクロ高飛込で6位に入賞しています。
また、2023年の世界水泳選手権では伊藤洸輝選手とペアを組み、混合10mシンクロ高飛込で銅メダルを獲得しました。

身長151cm、体重45kgと小柄ながら、優れた身体能力を持っている板橋選手。
スケート選手さながらの筋肉質な太ももや、身体のバネを活かしたジャンプ力と鋭い回転力が持ち味です。コーチからは、回転力は女子の想像の範囲を超えている、男子のトップ選手にも引けを取らないと評されています。
しかし、下半身に筋肉がある分、空中で身体が振られやすいという難点もあるそう。飛込において高評価となる水しぶきを上げない「ノースプラッシュ」は現在でも得意ではないといいます。飛ぶ数をこなすことで、技の習得のみならず、入水直前に顎が上がってしまう悪癖の改善にも努めているようです。

まとめ

板橋美波選手は、小学校3年生の時から飛込競技を始めました。男子顔負けと評されるジャンプ力と回転力が持ち味です。2度オリンピックに出場していますが、怪我にも悩まされていました。ノースプラッシュの練習に励み、今度こそオリンピックでメダルを獲得してもらいたい選手です。