【アスリート紹介】柔道・朝比奈沙羅選手の実績まとめてみた

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朝比奈沙羅選手とは

朝比奈沙羅(あさひな さら)選手は、ビッグツリースポーツクラブ所属の柔道選手です。
1996年生まれの24歳、東京都出身。東海大学を卒業し、2020年から獨協医科大学医学部に入学しています。
学生の頃から活躍を見せ、世界ジュニアで金メダル、グランドスラムや世界柔道選手権でも金メダルを獲得しています。
階級は78kg超級で、組手は右組み。得意技は払腰、支釣込足とのことです。
世界ランキング最高位は2位で、2020年5月現在のランキングは3位です。

実績

2017年度から3年連続で上月スポーツ賞を受賞している朝比奈沙羅選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年5月時点の朝比奈沙羅選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2020年 グランドスラム・デュッセルドルフ 78kg超級優勝
2019年 グランドスラム・デュッセルドルフ 78kg超級準優勝
2019年 世界柔道選手権・東京 78kg超級3位
2018年 世界柔道選手権・バクー 78kg超級優勝
2018年 世界団体・バクー 70kg超級優勝
2017年 世界柔道選手権・マラケシュ 無差別優勝
2017年 グランドスラム・東京 78kg超級優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E6%AF%94%E5%A5%88%E6%B2%99%E7%BE%85

どんな選手か?

1996年10月22日東京都に生まれる。

柔道をはじめたのは小学校2年生の頃。アテネオリンピックの試合で感銘を受けたことがきっかけだといいます。その一方、水球の選手だった父の影響から、水球、競泳、バスケットボールなどにも取り組んでいたそうです。
小学校、中学校、高校と順調に活躍を見せました。2011年の世界カデでは、5試合をオール1本勝ちで優勝を飾るなど、その強さを見せます。
2017年の世界選手権では、初出場で銀メダルを獲得。大学4年生の頃、モンゴルに渡りモンゴル相撲の身体の使い方を学ぶなど自身を強化していきました。その結果2018年の世界選手権で初の金メダルを獲得します。

父が麻酔科医、母は歯科医という両親を持ち、朝比奈選手も引退後医師になる夢を持っています。2020年に独協医大医学部に入学し、“闘う医学生”をスローガンに柔道と勉強を両立しています。毎日がてんやわんやで、トレーニング日に気力がない時もあるそうですが、自分で選んで進んだ道なので一切後悔はないといいます。充実した日々を過ごしているようです。

まとめ

朝比奈沙羅選手は、幼い頃から柔道に打ち込み、華々しい成績を残してきました。東海大学を卒業後、柔道引退後に医者になりたいという夢を叶えるため、獨協大学の医学部に進学しました。現在勉強と柔道の二刀流に取り組んでおり、ガッツのある選手と言えるでしょう。