【アスリート紹介】飛込・玉井陸斗選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

玉井陸斗選手とは

玉井陸斗(たまい りくと)選手は、JSS宝塚所属の飛込競技選手です。
2006年生まれの17歳、兵庫県出身。須磨学園高等学校に在学中です。
玉井選手は3歳で水泳を始め、6歳で飛込競技を始めました。13歳の時に日本選手権高飛込で史上最年少優勝を果たし、その後も様々な記録を作ってきました。
東京オリンピックに出場し、日本人選手で21年ぶりに入賞しています。2022年の世界選手権では、男子高飛込決勝で488.30点をマークし銀メダルを獲得。日本勢としてこの種目で初のメダル獲得となりました。

5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)が得意とのことです。

実績

2022年度に上月スポーツ賞を受賞している玉井陸斗選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2023年9月時点の玉井陸斗選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2023年 ワールドカップモントリオール大会 10m 高飛込 準優勝
2023年 ワールドカップ西安大会 10m 高飛込 準優勝
2022年 世界水泳ブダペスト2022 10m 高飛込 準優勝/1m 飛板飛込 11位
2021年 東京オリンピック 10m 高飛込 7位

参考:
https://www.tv-asahi.co.jp/swimming/sekaisuiei2023/player/dive/m_tamai_rikuto.html

どんな選手か?

2006年9月11日兵庫県宝塚市に生まれる。

玉井陸斗選手は、3歳から水泳を始め、6歳の時に参加した「飛込体験会」をきっかけに飛込をスタートしました。
馬淵かの子コーチ・辰巳楓佳コーチの指導のもと柔軟や陸上トレーニングと基礎を身に着け、小学校5年生の時に馬淵崇英コーチのもとで練習をスタート。この頃10m高飛込を始め、頭角を現しました。
中学生になった2019年、日本室内選手権でシニア大会に初出場し、高飛込で史上最年少(12歳7ヶ月)優勝、さらに日本選手権高飛込で史上最年少優勝(13歳0ヶ月)。2020年の日本選手権では、3m飛板飛込で史上最年少優勝(14歳0ヶ月)と次々と最年少記録を塗り替えていきました。
始めてのオリンピックとなった東京オリンピックでは、飛込競技男子高飛込で7位となり、日本人として21年ぶりに入賞を果たしました。
高校進学後、2022年の世界水泳選手権大会男子高飛込で日本人初となる銀メダルを獲得しています。
2023年の世界水泳福岡では腰痛のため途中棄権したものの、決勝で演技を行い、資格条件をクリアしたため、パリオリンピックの出場が確定しました。

憧れの選手は寺内健選手。音楽鑑賞が趣味で、好物は牛タンとのことです。

まとめ

玉井陸斗選手は、幼い頃から飛込競技で頭角を現し、いくつもの史上最年少記録を樹立してきました。東京オリンピックでも21年ぶりとなる入賞を果たし、次回のパリオリンピックの出場権を獲得しています。怪我を治して万全の状態で競技に臨んで欲しいですね。