【アスリート紹介】水泳・塩浦慎理選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

塩浦慎理選手とは

塩浦慎理(しおうら しんり)選手は、イトマン東進所属の水泳選手です。
1991年生まれの29歳、神奈川県出身。中央大学を卒業しています。
2歳で水泳をはじめました。パワフルな泳ぎが持ち味の選手で、泳法は自由形が専門です。2013年の世界水泳選手権400mメドレーリレーで銅メダルを獲得し、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、4×100mフリーリレーで8位に入賞。
50m自由形の日本記録保持者です。

実績

2018年度に上月スポーツ賞を受賞している塩浦慎理選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年9月時点の塩浦慎理選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2020年 日本選手権 50m自由形 優勝
2019年 第95回日本選手権水泳競技大会男子50m自由形 優勝 アジア記録
2019年 世界選手権(広州)男子50m自由形 8位
2018年 アジア大会(ジャカルタ)男子100m自由形 優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪男子4×100mフリーリレー 8位入賞
2016年 世界選手権(ウィンザー)男子100m自由形 準優勝 アジア記録/男子100m個人メドレー 3位

参考:
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x3t/tokyo2020/s_sioura.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E6%B5%A6%E6%85%8E%E7%90%86

どんな選手か?

1991年11月26日神奈川県伊勢原市に生まれる。

塩浦慎理選手は2歳の頃から水泳を始め、イトマンスイミングスクールに入門し泳力を育んでいきました。
高校3年生の時、インターハイで男子50m、100m自由形で優勝。全国JOCジュニアオリンピックカップでは、当時の高校日本記録を出して優勝しています。
大学でも活躍を見せ、2012年のロンドンオリンピック出場への期待が高まっていましたが、左人差し指を骨折してしまい、代表にはなれませんでした。その後、水泳から離れた時期もありましたが、周囲の期待を受けていることをひしひしと感じ再起を決めました。
2013年になり、日本選手権水泳競技大会の男子50m自由形で日本記録を樹立。世界選手権代表に選ばれました。世界水泳選手権では個人競技は成績が振るわなかったものの、男子100mメドレーリレー決勝では、入江陵介選手、北島康介選手、藤井拓郎選手らと共に銅メダルを獲得しました。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、400mリレーで8位に入賞。2020年東京オリンピックでは男子400mリレーで全体13位となり予選通過となりませんでした。

188cmの大きな体でパワフルに泳ぐのが特徴の選手です。水泳界でも有名なコーヒー好きで、遠征先にもドリッパーやポット、ミル、コーヒー豆を持参し、自分で淹れるのが日課とのこと。顔を覚えてもらうために髪の毛をモヒカンにしたものの、友人にやめるのを反対され、やめ時を見失っているそうです。

まとめ

塩浦慎理選手は、2歳から水泳をはじめ、数々の成績を残しています。一時期水泳から離れた時もあったようですが、再起後、その長身を活かしたパワフルな泳ぎで、自由形の日本記録を樹立するまでに至りました。オリンピックに2度出場しており、実力ある選手と言えるでしょう。