【アスリート紹介】フィギュアスケート・羽生結弦選手の実績まとめてみた

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羽生結弦選手とは

羽生結弦選手は、全日本空輸ANA所属のフィギュアスケート選手です。
1994年生まれの25歳、宮城県出身。早稲田大学を卒業しています。
2014年ソチ、2018年平昌の2大会連続でオリンピック金メダリストに輝いた才能溢れるスケーターです。フィギュアスケート男子シングルにおいては、アジア人で初めて冬のオリンピックで金メダルを獲りました。
そのほか、2020年主要国際大会6冠全制覇、2013~2016年のグランプリファイナル4連覇、2012~2015年全日本選手権4連覇などを成し遂げています。
世界ランキングは2013~5シーズン連続1位、スコアの世界記録保持者など、驚異の記録を持っています。
得意技はビールマンスピン、ドーナツスピン、ハイドロブレーディング、イナバウアー、アクセルジャンプなど。
また、オリンピックで金メダルを獲得した年の2014年と2018年に紫綬褒章を受章。2018年に最年少で国民栄誉賞を受賞しています。

実績

2010年から何度も上月スポーツ賞を受賞している羽生結弦選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2020年12月時点の羽生結弦選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2020年 四大陸フィギュアスケート選手権(韓国) 優勝
2019年 世界フィギュアスケート選手権(さいたま) 2位
2019年 ISU グランプリシリーズ NHK杯(札幌) 優勝
2018年 平昌オリンピック 男子シングル 金メダル
2018年 ISU グランプリシリーズ フィンランド大会(ヘルシンキ) 優勝
2017年 四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) 2位
2017年 世界フィギュアスケート選手権(ヘルシンキ) 優勝
2016年 世界フィギュアスケート選手権(ボストン) 2位
2016年 スケートカナダ オータムクラシック(モントリオール) 優勝
2015年 世界フィギュアスケート選手権(上海) 2位
2015年 第84回全日本フィギュアスケート選手権(北海道) 優勝
2014年 ソチオリンピック 個人 金メダル
2014年 ISU世界フィギュアスケート選手権(さいたま) 優勝

引用:https://www.ana.co.jp/ana-info/ana-athlete/hanyu.html

どんな選手か?

1994年12月7日宮城県仙台市に生まれる。
4歳からスケートを始めたようで、その目的の一つは喘息を克服することだったそう。
肺を大きく開いて息を吸い込めないため、10代の頃は体力・持久力の面で劣ると指摘されてきたといいます。様々な治療や心肺機能向上のための取り組みを続け、体力面は大幅に改善されたそうですが、今でも発作を起こすことがあるそうです。
影響を受けた選手は、エフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、ステファン・ランビエールなどを挙げています。特にプルシェンコの演技に心酔しており、技だけでなくヘアスタイルまで真似したこともあるそう。
羽生選手自身は、ジャンプ、スピン、ステップ、全ての技において秀でた才能を持つオールラウンダー。ジャンプは準備動作が少なくても跳べるのが特徴で、踏み切りから着氷までの流れの美しさ、質の高さに定評があります。試合ではトウループ、サルコウ、ループ、ルッツの4種類の4回転ジャンプを跳びますが、最大の武器はトリプルアクセルとのことです。
オリンピック2大会連続金メダル獲得、5シーズン世界ランキング1位と華々しい戦績のある羽生選手ですが、腰痛や足の怪我、東日本大震災での被災など、様々な困難がありました。アップダウンの激しい人生の中で、壁にぶつかる度に真摯に向き合い乗り越えてきたそう。良いことも悪いことも受け入れて自身の中で整理し、再び前を向くことができたからこそ、トップを走り続けていられるのでしょう。

まとめ

フィギュアスケート男子シングルを牽引し続けるトップスケーターの羽生結弦選手。オリンピック金メダリストという華やかな肩書の裏では、喘息をはじめ怪我、被災経験など様々な壁にぶつかることもありました。順風満帆とはいかなかった選手生活の中で、諦めずに努力を続けてきたからこそ、掴みとれた栄光なのでしょう。今後の活躍にも期待ですね。