【アスリート紹介】陸上・安部孝駿選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

安部孝駿選手とは

安部孝駿(あべ たかとし)選手は、ヤマダホールディングス所属の陸上選手です。
1991年生まれの31歳、岡山県出身。中京大学体育学部を卒業しています。
小学校6年生の時から陸上競技をはじめ、中学に進学してから本格的に短距離走・長距離走・ハードル走などに取り組み、高校へ進学してからハードルを専門としました。
アジア陸上競技選手権大会では、400mハードルで金メダルを獲得しています。

192cmの恵まれた体格で、ハードリング技術に長けている選手です。

実績

上月財団のスポーツ選手支援事業にて、支援対象になったことのある安部孝駿選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2023年5月時点の安部孝駿選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2018年 アジア大会 400mハードル 3位/4×400mリレー 3位
2017年 日本選手権 400mハードル 優勝
2014年 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 400mハードル 優勝
2011年 アジア陸上競技選手権大会 400mハードル 優勝
2011年 ユニバーシアード 1600mリレー 準優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%83%A8%E5%AD%9D%E9%A7%BF

どんな選手か?

1991年11月12日岡山県岡山市に生まれる。

安部選手は、父の影響で小学校6年生の頃から陸上をはじめ、中学進学後、短距離・長距離・ハードルなどに取り組みます。その後、高校へ進学してからハードルに専念するようになりました。2年生のインターハイでは110mハードル3位、400mハードル6位と2種目で入賞しました。さらに2009年のインターハイでは400mハードルで優勝、110mハードルで2位、1600mリレーでアンカーを務め、2位の成績を残しました。

身長192cmと恵まれた体格を持つ安部選手は、20代はじめまで未来を嘱望されるハードラーでしたが、大学1年生の時に自己ベストを出して以来何年ものスランプの日々を過ごします。長い間自己ベストを更新できず、2017年、7年ぶりに自己ベストを出しました。そこから、もっと上を目指せるという手ごたえを掴めたといいます。
これまで海外勢に引けを取らない体格、ハードリング技術を武器に戦ってきました。2019年に渡米し、アメリカ人コーチのもとで長期的なキャンプに参加し、ウェイトトレーニングなどにも取り組んだそう。走り方も変え、今まで以上にスピードが出せるトレーニングを重ねてきたとのことです。
そして2020年東京オリンピックの出場権を獲得します。出場種目は400m障害で、残念ながら予選敗退となりました。

まとめ

安部孝駿選手は、父の影響から陸上競技をはじめ、ハードル走で活躍しています。長いスランプに陥ることもありましたが、努力を重ねた結果東京オリンピックへの出場を果たしました。卓越したハードリング技術と恵まれた体格を活かして、これからも活躍してほしい選手です。