【アスリート紹介】卓球・吉村真晴選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

吉村真晴選手とは

吉村真晴(よしむら まはる)選手は、琉球アスティーダ所属の卓球選手です。
1993年生まれの27歳、茨城県出身。愛知工業大学を卒業しています。
小学校入学と同時に卓球を始めました。日本人の父、フィリピン人の母を持つハーフで、弟2人も卓球選手です。
2016年リオデジャネイロオリンピック男子団体で銀メダルを獲得しています。
右シェーク両面裏ソフトドライブ型で段級位は7段。威力のあるドライブを武器に、前中陣での両ハンドラリーを得意としています。後陣に下がってもロビングで粘り反撃が可能なオールラウンドプレイヤーです。
ITTF世界ランキング最高位は15位です。

実績

2015年度から2019年度に4度にわたり上月スポーツ賞を受賞している吉村真晴選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年7月時点の吉村真晴選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2019年 世界卓球選手権ハンガリー大会 複合ダブルス 準優勝
2019年 アジア卓球選手権ジョクジャカルタ 男子ダブルス 3位/男子団体 3位
2017年 世界卓球選手権ドイツ大会 複合ダブルス 優勝/男子ダブルス 3位
2017年 ジャパントップ12 シングル 準優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 男子チーム 準優勝
2015年 ワールドツアー ジャパンオープン 男子シングルス 準優勝
2015年 ワールドツアー クロアチアオープン 男子シングルス 優勝

参考:
https://maharuyoshimura.com/profile.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9D%91%E7%9C%9F%E6%99%B4

どんな選手か?

1993年8月3日茨城県那珂郡東海村に生まれる。

吉村真晴選手は小学校に上がると共に卓球を始めました。
日本人の父・フィリピン人の母を持つハーフで、弟の和弘さん、友斗さんも卓球選手です。吉村真晴選手自身は、俳優経験があるそう。

2011年、ジャパントップ12卓球大会に出場し、準優勝。アジアジュニア選手権男子シングルスで日本人選手として初めて優勝し、世界ジュニア卓球選手権で男子シングルス・男子ダブルス3位の好成績を挙げました。
大学進学後は、周囲から求められる強さと実力が噛み合わずスランプが続いたそう。環境を変えてみようと監督の計らいで、大学2年生の9月からドイツに渡り、ブンデスリーグに挑戦。ハングリー精神の多い世界トップ選手と共に生活を送り、ハイレベルな技術や日本とは異なった考え方を身につけ帰国します。その後日本で活動し、数々の成績を残しました。

2015年のジャパンオープンでは、名だたる強豪選手が勝ち進む中、大会時世界ランキング30位だった吉村選手が準決勝にまで割り込むという異例の成績を残しました。その後世界ランキングを10位上げ、日本人で3番目となります。
2016年にリオデジャネイロオリンピックの代表メンバーに選ばれ、日本男子史上初となる団体での銀メダル獲得に貢献しました。

まとめ

吉村真晴選手は、小学生になると同時に卓球を始め、2人の弟と共に励んでいたようです。ジュニア時代に好成績を残すも、大学でスランプに陥り単身渡独。そこで様々なものを身につけ、日本で再び脚光を浴び、リオデジャネイロオリンピックでは男子史上初の団体銀メダルに輝きました。残念ながら東京オリンピックの代表には選ばれませんでしたが、今後の活躍にも期待です。