【アスリート紹介】体操・岡慎之助選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

岡慎之助選手とは

岡慎之助(おか しんのすけ)選手は、徳洲会体操クラブ所属の体操選手です。
2003年生まれの21歳、岡山県出身。星槎大学に在籍しています。
4歳の頃、周りのすすめと、アテネオリンピックで日本代表団体が金メダルを獲得した映像を見たことをきっかけに、体操をはじめました。
15歳で世界ジュニア体操競技選手権の団体総合・個人総合で優勝。2024年にパリオリンピックで団体総合・個人総合・鉄棒で金メダル、平行棒で銅メダルを手にしています。
得意種目はつり輪で、美しい体操が持ち味です。

実績

2024度に上月スポーツ大賞と上月スポーツ賞を受賞している岡慎之助選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2024年11月時点の岡慎之助選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2024年 パリオリンピック 団体総合 優勝/個人総合 優勝/鉄棒 優勝/平行棒 3位
2023年 NHK杯 個人総合 優勝
2023年 アジア選手権シンガポール 個人総合 優勝/団体総合 準優勝/平行棒 準優勝/鉄棒 準優勝
2019年 世界ジュニア選手権ジェール 団体総合 優勝/個人総合 優勝/あん馬 準優勝/平行棒 3位

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%85%8E%E4%B9%8B%E5%8A%A9

どんな選手か?

2003年10月31日岡山県岡山市に生まれる。

岡慎之助選手は4歳の頃、アテネオリンピックで日本代表の男子団体が金メダルを獲得した映像を見たのをきっかけに、また周囲のすすめもあり、体操を始めました。
保育園児の頃から逆上がりができたという高い身体能力を持ち、中学生の頃には高校生と共に練習していたそう。
2019年、中学卒業後は地元の強豪校に進むも、競技に集中するため中退。通信制高校に転校し、極めて異例ではありますが、社会人の強豪チームの徳洲会体操クラブに入部。鎌倉に転居しました。そして同年、世界ジュニア選手権ジェールにて、団体総合・個人総合で優勝、あん馬で準優勝、平行棒で3位の成績を残しました。
東京オリンピックの代表選考を兼ねた全日本選手権では、手首の痛みの影響で予選敗退となり、東京オリンピック出場とはなりませんでした。2022年には右足の前十字靭帯を断裂し手術を受けています。怪我のため跳躍系の練習ができなかったため、つり輪の練習を重ね強化しました。
2023年にはアジア体操競技選手権で個人総合優勝、団体準優勝、平行棒・鉄棒で準優勝、ゆか3位の結果を残しました。
また、2024年パリオリンピックでは、団体総合・個人総合・鉄棒で金メダル、平行棒で銅メダルを獲得。その後、鎌倉市市民栄誉賞、岡山県民栄誉賞、紫綬褒章を受章しています。

オリンピックでは大きなプレッシャーの中、日々練習してきたことがそのまま出せたといいます。これまでサポートしてくれた人たちに感謝を込めた演技ができたそうです。

まとめ

岡慎之助選手は、4歳から体操を始め多くの成績を残してきました。大きな怪我にも見舞われましたが諦めずに練習を続け、パリオリンピックでは4つのメダルを獲得しています。岡選手の持ち味である「美しい体操」が世界の舞台で評価されたということでしょう。