【アスリート紹介】卓球・伊藤美誠選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

伊藤美誠選手とは

伊藤美誠(いとうみま)選手は、スターツ所属の卓球選手です。
2000年生まれの21歳、静岡県出身。昇陽高等学校を卒業しています。
同学年の平野美宇選手とは友達・ライバル関係であり、小さい頃から「みうみま」の愛称でダブルスを組んでいました。2014年に最年少でITTFワールドツアー、ワールドツアーグランドファイナルで優勝しています。
また、早田ひな選手との「みまひな」ペアでも世界選手権でメダル獲得、ワールドツアーグランドファイナルで優勝を果たすなど、輝かしい戦績を持っています。
ダブルスだけでなくシングルスでの活躍も目覚ましく、2015年はワールドツアーで最年少優勝に輝いています。2016年にはリオデジャネイロオリンピック女子団体で銅メダルを獲得。また、東京オリンピックでは3種目で金・銀・銅メダリストとなりました。

戦型は右シェーク攻撃。チキータ、逆チキータ、不意を打つカットブロックなどが得意です。
2022年7月現在の世界ランキング5位。最高位は2位を記録しています。

実績

2014年から6度上月スポーツ賞を受賞している伊藤美誠選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2022年7月時点の伊藤美誠選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2022年 ワールドテーブルテニスシンガポール 女子ダブルス準優勝
2021年 世界卓球選手権ヒューストン 女子ダブルス準優勝
2020年 東京オリンピック 混合ダブルス金メダル/女子団体銀メダル/女子シングルス銅メダル
2020年 全日本卓球選手権大会 シングルスベスト4/女子ダブルス優勝/混合ダブルス優勝
2019年 世界卓球選手権ブダペスト 女子ダブルス準優勝
2019年 ワールドカップ東京 女子団体準優勝
2018年 世界卓球選手権ハルムスタッド 女子団体準優勝
2018年 ITTFワールドツアーグランドファイナル仁川 女子ダブルス優勝/混合ダブルス3位
2017年 アジア卓球選手権無錫 女子団体準優勝/混合ダブルス準優勝/女子ダブルス3位
2017年 ITTFワールドツアーグランドファイナルアスタナ 女子ダブルス準優勝
2016年 リオデジャネイロオリンピック 女子団体銅メダル

どんな選手か?

2000年10月21日静岡県磐田市に生まれる。
伊藤選手は元卓球選手の両親のもとに誕生し、2歳から卓球を始めたそうです。
幼少期から活躍していた伊藤選手の勢いはとどまる所を知らず、2015年ドイツオープンのシングルス優勝、2016年リオデジャネイロオリンピック女子団体で銅メダルを勝ち取り、最年少記録を樹立。2020年東京オリンピックでは、混合ダブルスで金、女子団体で銀、女子シングルスで銅メダルを獲得しています。
2011年には、新井卓将選手と一緒に1分間のラリー回数180回というギネス世界記録に認定されました。

東京オリンピックの混合ダブルスで卓球大国の中国ペアに勝ち、日本卓球界初の金メダルを獲得した伊藤選手は、「飲水思源(中国人は井戸を掘った人を忘れない:中国人は恩義を忘れず、困ったときに受けた支援をいつまでも覚えているという意味)」の気持ちを持った1人とのこと。
2022年5月、小学校6年生~中学2年生まで「スポーツ選手支援金」(毎月5万円)を支給してくれていた上月財団を訪ねたという伊藤選手。東尾公彦専務理事に“雌伏のジュニア時代“を支えてくれた感謝を伝えると同時に、金メダル獲得を報告したそう。
国や企業のサポートがないジュニア選手を援助するために、上月財団が創設した「スポーツ選手支援事業」。その認定選手に、当時無名だった伊藤選手が選ばれたといいます。はじめてサポートを受けた小6の時の申込書には「次のオリンピックでは代表になるという心構えを持ち、中国に勝つイメージを持ち続けて練習に励む」と決意を刻んだそう。強い意志を持ち続け、上月財団のサポートの中練習を重ねて夢を現実のものとしたのでしょう。

まとめ

元卓球選手の両親のもとに生まれ、様々な史上最年少記録を打ち立ててきた伊藤美誠選手。ダブルス・シングルス共に輝かしい戦績をあげてきた伊藤選手は、サポートしてくれた人々に感謝しながら努力を続けています。2000年生まれの選手とのことで、これからの活躍にも期待ですね。