【アスリート紹介】卓球・平野美宇選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

平野美宇選手とは

平野美宇(ひらの みう)選手は、日本生命所属の卓球選手です。
2000年生まれの21歳、山梨県出身。大原学園高等学校を卒業しています。
3歳から卓球を始め、史上最年少の16歳でワールドカップを制覇。2017年の世界選手権では、日本勢で48年ぶりのシングルスにてメダルを獲得します。
右シェーク、戦型は両面裏のソフトドライブ型。バックハンドが得意で、これまで安定重視のラリースタイルでしたが、近年高速ラリースタイルへモデルチェンジしました。
世界ランキング最高位は5位です。

実績

2014年度から2018年度まで4度にわたり上月スポーツ賞を受賞している平野美宇選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年4月時点の平野美宇選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2019年 アジア選手権 女子団体準優勝/女子ダブルス3位
2018年 世界卓球選手権 団体準優勝
2018年 ワールドカップ 女子団体準優勝
2017年 世界卓球選手権 女子シングルス3位
2017年 アジア選手権 女子団体準優勝/女子シングルス優勝
2016年 ワールドカップ 女子シングルス優勝
2016年 世界ジュニア選手権 女子団体優勝

引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E7%BE%8E%E5%AE%87

どんな選手か?

2000年4月14日静岡県沼津市に生まれ、山梨県中央市で育つ。
3歳から卓球を始め、4歳で全日本選手権バンビの部に出場。小2の時、ジュニアの部で勝利、小4で一般シングルス勝利するなど、数々の最年少記録を更新して注目されてきました。
中学時代は、ダブルスをメインに活躍を見せます。同学年の伊藤美誠選手と組み「みうみま」の愛称で呼ばれていました。伊藤選手は友人でありライバルであり、たくさんの記録を残し、共に史上最年少記録としてギネス世界記録にも認定されています。

2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピック団体代表から落選し、団体戦の補欠選手となりました。試合には出場できず、裏方として日本代表選手の練習相手を務めました。
2017年には日本人選手として21年ぶりにアジア選手権で優勝。また、世界選手権で日本人選手として48年ぶりにメダルを獲得しています。腰の怪我にも悩まされ、なかなか思うように結果を残せず悔しい思いをした平野選手ですが、調子を整え東京オリンピックで初めての代表選手(団体)に内定しました。
勝てない時期が続き、くじけそうな気持ちをぐっと堪え、集中力の高い練習に取り組んだり、筋力トレーニングを重ねたことにより平野選手の地力が向上したのでしょう。静かに練習するタイプだったそうですが、伊藤選手などから刺激を受け、楽しみながら声を出して練習するなど改革をしていったそうです。

まとめ

小さい頃から卓球の才能を開花させ、最年少記録を更新してきた平野美宇選手。多くの成績を残す中、オリンピックでは補欠として同行し、試合には出場できないなど辛酸を舐めてきました。その悔しさをバネに練習を重ね、ついにオリンピック代表選手に内定します。辛い思いをしてきたからこそ楽しみながら練習し、本番で結果を残せるといいですね。