【アスリート紹介】バドミントン・嘉村健士選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

嘉村健士選手とは

嘉村健士(かむらたけし)選手は、トナミ運輸所属のバドミントン選手です。
1990年生まれの30歳、佐賀県出身。早稲田大学スポーツ科学部を卒業。
男子ダブルスと混合ダブルスの種目で活躍しています。2013年から日本代表に選出されており、2016年香港オープンで初めてスーパーシリーズ優勝を果たしました。
169cmと小柄な選手ですが、ネットスレスレをスピードの速いシャトルで攻めるドライブ戦を得意としています。
世界ランクは最高で男子ダブルス2位です。

実績

2014年、2017年、2018年に上月スポーツ賞を受賞している嘉村健士選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年1月時点の嘉村健士選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2019年 全日本総合選手権大会 ダブルス 準優勝
2019年 韓国オープン ダブルス 準優勝
2019年 シンガポールオープン ダブルス 優勝
2018年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
2018年 タイオープン ダブルス 優勝
2018年 世界バドミントン選手権大会 ダブルス 準優勝
2017年 全日本総合選手権大会 ダブルス 3位
2017年 オーストラリアオープン ダブルス 優勝
2017年 世界バドミントン選手権大会 ダブルス 3位
2016年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝/混合ダブルス 優勝
2016年 香港オープン ダブルス 優勝
2016年 BWFワールドスーパーシリーズファイナルズ ダブルス 準優勝
2015年 全日本総合選手権大会 ダブルス 優勝
2015年 ドイツオープン ダブルス 優勝
2015年 USオープン ダブルス 優勝

参考:http://www.tonami-badminton.jp/players/takeshi_kamura.html

どんな選手か?

1990年2月14日佐賀県唐津市に生まれる。
バドミントンをやっていた両親の影響でラケットを握り、小学校2年生の頃本格にバドミントンを始めたそうです。小、中、高、大と学生時代は常にバドミントンと共にあり、試合では好成績を収めていました。
高校1年生の時ダブルスを組んだのは園田啓悟選手。高校選抜で決勝に進出しました。そして早稲田大学では2008年と2010年の2回、インカレでダブルス優勝を果たしています。また、大学2年生の時は高校でペアだった園田選手と組み、ランキングサーキットに出場し、練習が少ない中準優勝を決めたそうです。
2018年の世界選手権で銀メダルを取った時のペアも園田選手であり、東京オリンピックも同ペアで戦います。代表枠は最大2という狭き門で、国内の選手たちと熱い戦いを繰り広げています。結果を残し、1番手でいないといけないと話していました。
共に27歳の夏に世界選手権の表彰台に立つという遅咲きのペアでしたが、身体能力や反射神経を活かしたスピーディーな低空戦が武器だといいます。連携に円熟味が増し、尻上がりに好成績を残しています。
二人は性格的に真逆らしく、嘉村選手は言いたいことをどんどん言うタイプ、園田選手はあまり言わないタイプなのだとか。思いきり好きなことをやれる安心感のようなものもあるそうです。

まとめ

幼少期からバドミントンに打ち込み、高校時代にダブルスのペアを組んだ園田選手と30歳になった今もペアを組み、好成績を残している嘉村健士選手。遅咲きのペアでしたが、互いのことを信頼し、安心感のようなものがある中プレーを続けているそう。スピード感あふれる戦い方で、今後もメダル獲得を目指してほしいですね。