【アスリート紹介】柔道・村尾三四郎選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

村尾三四郎選手とは

村尾三四郎選手は、東海大学の柔道選手です。
2000年生まれの20歳、アメリカのニューヨーク州出身。階級は90kg級で、父親が日本人、母親がアメリカ人のハーフです。三四郎という名前は、「生粋の日本人に育つように」との両親による願いから付けられたそうです。

2歳の時に神奈川県へ移住し、のちに茨城県へ引っ越しました。柔道を始めたきっかけは、姉の影響だそうです。
内股や大外刈りが得意な選手で、桐蔭学園では高校総体で個人2連覇、2018年に講道館杯と国際大会で3位となります。2019年のドイツの国際大会では元世界チャンピオンを破るなどして2位に入賞しました。
世界ランキングは25位です(2019年4月29日時点)。

実績

2019年度の上月スポーツ賞を受賞している村尾三四郎選手。そんな彼の90kg級での試合結果をまとめてみました。

2016年 - インターハイ 5位
2017年 - 全国高校選手権 団体戦 優勝
2017年 - 全日本カデ 優勝
2017年 - 金鷲旗 優勝
2017年 - インターハイ 個人戦 優勝 団体戦 優勝
2017年 - 全日本ジュニア 5位
2017年 - エクサンプロバンスジュニア国際 優勝
2018年 - 全国高校選手権 個人戦(無差別) 2位 団体戦 3位
2018年 - ロシアジュニア国際 3位
2018年 - インターハイ 個人戦 優勝 団体戦 3位
2018年 - 全日本ジュニア 2位
2018年 - 世界ジュニア 2位
2018年 - 世界ジュニア団体戦 優勝
2018年 - 講道館杯 3位
2018年 - グランドスラム・大阪 3位
2019年 – グランドスラム・デュッセルドルフ 2位
2019年 – 選抜体重別 3位
2019年 – 優勝大会 優勝
2019年 – グランプリ・ザグレブ 2位
2019年 – 世界団体 優勝
2019年 – 体重別団体 優勝
2019年 - 講道館杯 優勝
2019年 – グランドスラム・大阪 7位
2019年 - ワールドマスターズ 7位

どんな選手か?

小学生の時は、柔道以外にも相撲、合気道、水泳、ラグビー、器械体操など様々なスポーツに取り組んでいたそうです。特にラグビーが楽しかったとのことですが、村尾選手は柔道の道を選びました。柔道以外のスポーツに励むことで、柔道のためになったところもあると語っています。相撲は、腰が鍛えられ、体力的な土台にもなったそう。色々なスポーツを経験した中で、やっぱり一番好きなのは柔道だったそうです。

勝った試合だけではなく、負けた試合も自分を強くしたという村尾選手。
中学は柔道強豪校へ進学し、全国大会の優勝を目指してストイックに取り組んでいたそう。3年生の時は全国大会にて5試合オール1本勝ちで優勝。努力が結果に結びつきました。
高校も柔道強豪校の桐蔭学園高校へ進学しました。チームの優勝に貢献したり、1回戦敗退を経験したといいます。オリンピック優勝を目指して、東海大学に進学。世界柔道2019で団体戦の代表選手に選ばれました。

レベルの高い選手たちに大差はなく、細かいスキルを身に付けていくことが大事だと語っています。組手でも技でも、ほんの少しのチャンスを逃さず活かせれば、勝利に繋がる。メンタル面では誰にも負けないくらい自分と向き合ってきたため、自信があるとのことでした。

まとめ

幼い頃は様々なスポーツに励んでいた村尾選手。それらをこなせる運動神経の良さがあったのでしょう。また、ストイックに柔道に向き合う姿勢は目を見張るものがあります。地道に努力を重ねてきた成果を、これから存分に発揮してほしいですね。