【アスリート紹介】陸上・山縣亮太選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

山縣亮太選手とは

山縣亮太(やまがた りょうた)選手は、セイコーホールディングス所属の短距離走の陸上選手です。
1992年生まれの32歳、広島県出身。慶應義塾大学を卒業しています。
小学校4年生の時に陸上競技と出会い、広島ジュニアオリンピアクラブの指導者にスカウトされました。
リオデジャネイロオリンピックでは男子4×100mリレーの第一走者として、銀メダル獲得に貢献。東京オリンピックでは日本選手団主将を務めました。

世界一とも言われるスタートダッシュの反応の良さが強みです。
自己ベストは100m9秒95です。

実績

上月財団のスポーツ選手支援事業にて、支援対象になったことのある山縣亮太選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2025年4月時点の山縣亮太選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2021年 第55回織田幹雄記念国際陸上競技大会 男子100m 優勝
2021年 東京オリンピック 男子100m/4×100mリレー 日本代表
2018年 日本陸上競技選手権大会  男子100m 優勝
2017年 全日本実業団選手権  男子100m 優勝
2016年 リオデジャネイロオリンピック4×100mリレー 準優勝

参考:
https://www.seiko.co.jp/sports/team_seiko/athlete/yamagata.html

どんな選手か?

1992年6月10日広島県広島市に生まれる。

山縣選手は小学校4年生の頃から本格的に陸上競技を始めました。
未熟児で生まれ2か月間NICUで過ごしたものの、運動神経抜群に育ち、小学校低学年の頃から少年野球に所属していました。4年生の時、少年野球チームで一番足が速かったことから、学校代表で市のスポーツ大会に出場し、100mで優勝。為末選手も所属していた広島ジュニアオリンピアクラブの指導者にスカウトされ、陸上競技と野球の掛け持ちをするようになりました。そして5年生からは陸上一本に絞るようになります。
中学校から大学2年生まで、深夜に車と競争する練習を続けたそうです。
大学2年生の時、ロンドンオリンピックの代表に選ばれ、4×100mリレーの予選で第一走を務め、決勝では4位に入賞しています。
2016年、リオデジャネイロオリンピックでも4×100mリレーで第一走を務め、銀メダル獲得に貢献しました。
2019年に肺気胸により戦線離脱するも、2021年に復帰し、布勢スプリント2021の決勝でベストタイムを更新し、100m9秒95の日本新記録を樹立しています。
2021年の東京オリンピックでは日本選手団主将を務めました。

山縣選手の持ち味はスタートダッシュの反応の良さで、世界一とも言われています。近年は体幹トレーニングのおかげで後半になっても体軸がぶれず、加速したままゴールできるようになったそうです。
魚が好きで、趣味は海釣り。釣った魚は自身でさばくそうです。

まとめ

山縣亮太選手は、小学校4年生から陸上競技を始めた、男子100mの日本記録を持つトップスプリンターです。過去3度オリンピックに出場し、リオデジャネイロオリンピックでは4×100mリレーで銀メダル獲得に貢献しました。世界一と言われるスタートダッシュを武器に、今後も活躍してほしい選手です。