【アスリート紹介】柔道・田中龍雅選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

田中龍雅選手とは

田中龍雅(たなか りゅうが)選手は、筑波大学所属の柔道選手です。
2004年生まれの20歳、佐賀県出身。筑波大学在学中です。
兄が柔道をやっていた影響で、4歳の時に柔道を始めました。
2022年の世界ジュニアでは、個人・団体で金メダルを獲得。2024年のグランドスラムでも優勝し、世界団体アブダビで金メダル獲得に貢献しました。

階級は73kg級で、組手は右組。
得意技は背負い投げです。IJF世界ランキングは2025年2月17日時点で57位です。

実績

2024度に上月スポーツ賞を受賞している田中龍雅選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2025年2月時点の田中龍雅選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2024年 グランドスラム・東京 優勝
2024年 世界団体アブダビ 優勝
2024年 講道館杯 優勝
2023年 講道館杯 準優勝
2022年 世界ジュニアグアヤキル 個人戦 優勝/団体戦 優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E9%BE%8D%E9%9B%85

どんな選手か?

2004年6月17日佐賀県に生まれる。

田中龍雅選手は兄の影響で4歳の時、精道館道場で柔道を始めました。現在龍雅選手は73kg級、兄の龍馬選手は66kg級で活躍しています。
2022年の世界ジュニアでは決勝で横四方固で破り優勝。団体戦では、決勝で一本勝ちするなどチームの優勝に寄与しました。
2023年の学生体重別団体では決勝で敗れますが、チームは兄・龍馬選手などの活躍により優勝。グランドスラム・東京に出場予定でしたが、怪我のため辞退しています。
2024年、全日本選抜柔道体重別選手権大会で優勝し、同大会は66㎏級で龍馬選手も優勝したため、24年振りの兄弟優勝となりました
同年、世界団体ではチームの優勝に貢献。講道館杯、グランドスラム・東京でも優勝を手にしています。

攻めが武器で、得点能力が高いのが特徴です。崩し技、足技から、最終的に大技に繋いで投げる場面が多いそう。寝技においても平均を上回る能力があり、寝勝負になっても攻撃が途切れることがないとのこと。
龍雅選手の真価が発揮されるのはスコアをリードされた時で、窮地になるほど集中力が高まり、攻撃の精度がアップするそうです。切れ目のない攻撃で相手を追い詰め、逆転勝ちすることも珍しくないといいます。
龍雅選手は、「兄がインターハイなど全国で勝ちだすようになってから、自身も全国や世界を見ることができた。目標が目の前にあり、非常に大きな存在だった」と語っています。大学入学後は毎日のように兄と乱取りを重ねて成長したようです。

まとめ

田中龍雅選手は、4歳で柔道を始め、兄・龍馬選手と共に切磋琢磨してきました。2024年にはグランドスラムや世界団体で優勝、体重別では24年ぶりに兄弟優勝を達成。龍馬選手と共に今後の活躍も期待したい選手です。