【アスリート紹介】柔道・中野寛太選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

中野寛太選手とは

中野寛太(なかの かんた)選手は、旭化成所属の柔道選手です。
2000年生まれの24歳、奈良県出身。天理大学を卒業しています。
5歳の時に柔道を始めました。
2023年、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会をオール一本勝ちで初制覇。2024年の世界団体、グランプリ・ザグレブ、グランドスラム東京で優勝を飾っています。

階級は100g超級で、組手は左組。
得意技は払腰です。段位は5段で、IJF世界ランキングは2024年3月4日時点で52位です。

実績

2024度に上月スポーツ賞を受賞している中野寛太選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2025年3月時点の中野寛太選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2024年 グランドスラム・東京 100㎏超級 優勝
2024年 グランプリ・ザグレブ 100㎏超級 優勝
2024年 世界団体・アブダビ 90kg超級 優勝
2024年 グランドスラム・パリ 100㎏超級 3位
2023年 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 100kg超級 優勝
2019年 ユニバーシアード・ナポリ 90kg超級 準優勝

参考:
https://www.judo.or.jp/athlete/%E4%B8%AD%E9%87%8E%E3%80%80%E5%AF%9B%E5%A4%AA/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%AF%9B%E5%A4%AA#cite_note-39

どんな選手か?

2000年9月30日奈良県に生まれる。

中野寛太選手は5歳の時、櫻井市柔道連盟で柔道を始めました。
6年生の時には50kg超級、中学校2年生の時には90kg超級で戦っています。
高校2年生の時にインターハイの個人戦100kg超級で優勝。天理大学4年生の時、全日本学生柔道体重別団体優勝大会では、天理大の全国大会29年ぶりの優勝に貢献しました。
2023年、講道館杯ではオール一本勝ちでシニアの全国大会初優勝を飾っています。
2024年は全日本選手権で初優勝し、「夢みたいな感じ。終日、我慢を心に置いて戦えた」とコメントしていました。
同年、世界団体で優勝に貢献。グランプリ・ザグレブでもオール一本勝ちで、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾りました。また、グランドスラム・東京でも優勝しています。

社会人になり、無頓着だった睡眠を5時間から9時間に増やし、自炊を始めたそう。天理大の穴井監督が1週間個人特訓に付きっきりになり、乱取り地獄の末に全日本選手権での優勝を手にしたといいます。

まとめ

中野寛太選手は、5歳から柔道を始めました。2024年には世界団体やグランプリ、グランドスラムで優勝しています。100kg超級の強化選手の中でも年齢が若く、ロサンゼルスオリンピック代表を目指し、さらなる活躍が期待されます。