【アスリート紹介】体操・杉野正尭選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

杉野正尭選手とは

杉野正尭(すぎの たかあき)選手は、徳洲会体操クラブ所属の体操選手です。
1998年生まれの26歳、三重県出身。鹿屋体育大学大学院を卒業しています。
小学校1年生の頃、体操教室に通う兄2人についていくうちにトランポリンで遊ぶようになり、体操を始めました。
2017年、全日本体操種目別選手権のあん馬で初優勝を飾ります。同年、フランス国際・豊田国際体操競技大会の2大会のあん馬で優勝しました。
2024年パリオリンピックの体操男子団体総合に出場し、金メダルを獲得しています。

得意種目はあん馬と鉄棒。
体操選手としては背が高く、170cmの身体を活かしたエネルギッシュな演技が魅力です。

実績

2024度に上月スポーツ大賞と上月スポーツ賞を受賞している杉野正尭選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2024年11月時点の杉野正尭選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2024年 パリオリンピック 団体総合 優勝/あん馬 6位/鉄棒 7位
2023年 全日本シニア体操競技選手権大会 個人総合 優勝
2023年 全日本体操種目別選手権 あん馬 優勝
2022年 全日本シニア体操競技選手権大会 個人総合 優勝
2019年 全日本体操種目別選手権 あん馬 優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E9%87%8E%E6%AD%A3%E5%B0%AD

どんな選手か?

1998年10月18日三重県安芸郡に生まれる。

杉野正尭選手は小学校1年生の時、兄たちの体操教室に同行するうちに、トランポリンでの遊びを通して、本格的に体操を始めることになりました。
2017年頃から頭角を現し、全日本体操種目別選手権のあん馬で初めての優勝を飾ると、同年、フランス国際や豊田国際体操競技大会の2大会のあん馬部門で金メダルを獲得。2019年には全日本体操種目別選手権のあん馬で再び優勝を果たしました。
東京オリンピックの代表選考会で落選し、補欠としての参加を経て、杉野選手最大の武器であるあん馬と鉄棒で技の難易度を上げると決断します。特に、大きく加点されるあん馬のHコンバインに注力しました。
その後数々の大会で成績を残し、大学院を卒業。
2024年のパリオリンピックでは、団体総合に出場し金メダルを獲得しました。また、種目別のあん馬は6位、鉄棒は7位という結果でした。

体操選手としては体が硬いそう。しかし、それを逆手に取った演技を行っているといいます。また、身長も170cmあり、体操選手としては大柄ですが、その大きさを活かしたダイナミックな演技が特徴です。
日本チームの特徴である美しい体操とは一線を画す杉野選手の大胆な演技スタイルは異端とのことですが、果敢な挑戦と迫力ある演技でパリを沸かせました。

まとめ

杉野正尭選手は、兄たちの影響で小学校1年生の時に体操を始めました。あん馬と鉄棒が得意で、パリオリンピックでは団体総合で金メダル獲得に貢献しています。これからも、体操選手としては大きな体を活かした派手な演技を披露してくれるでしょう。