【アスリート紹介】体操・加藤凌平選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

加藤凌平選手とは

加藤凌平(かとう りょうへい)選手は、コナミスポーツクラブ所属の体操選手です。
1983年生まれの29歳、静岡県出身。順天堂大学を卒業しています。
元体操選手の両親を持つ加藤選手は、9歳の時体操を始めたそうです。
ユニバーシアードや世界選手権で金メダルのほか、ロンドンオリンピックで銀メダル、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得しています。

得意種目は、ゆかと平行棒で、尊敬する人は父親とのことです。

実績

2012年度から2017年度にかけて5度の上月スポーツ賞、2016年には上月スポーツ大賞を受賞している加藤凌平選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2023年3月時点の加藤凌平選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2018年 第51回全日本シニア体操競技選手権大会 個人総合3位・鉄棒3位
2016年 第31回オリンピック競技大会(ブラジル・リオデジャネイロ) 団体金メダル・平行棒7位
2015年 第46回世界体操競技選手権大会(イギリス・グラスゴー) 団体金メダル
2014年 第45回世界体操競技選手権大会(中国・南寧)団体銀メダル
2013年 第44回世界体操競技選手権大会(ベルギー・アントワープ) 個人総合銀メダル
2012年 第30回オリンピック競技大会(イギリス・ロンドン) 団体銀メダル

参考:https://www.konami.com/sportsclub/athlete/gymnastics/player/ryohei/

どんな選手か?

1993年9月9日静岡県に生まれ、埼玉県草加市で育ちました。

元体操選手の両親のもとに生まれた加藤選手。父はロンドンオリンピックの時男子体操のコーチを務めていました。
2008年に初出場した国際大会で、14~15歳の部で個人優勝を果たします。2011年、世界体操では高校生にして日本代表補欠に選出。
翌年、男子体操日本代表に選ばれ、ロンドンオリンピック団体総合銀メダルの獲得に寄与しました。
帰国後、全日本学生体操競技選手権大会優勝、翌年のワールドカップで銀メダルを獲得するなど、個人総合選手として成長していきます。
2013年に、器具の老朽化による事故でつり輪のベルトが切れ、負傷してしまいます。そんな怪我を抱えながらも、NHK杯で2位となり、世界体操に出場。個人総合で銀メダルを獲得し、その時金メダルを獲った内村航平選手と共に、日本勢で1位2位を独占しました。また、この世界体操の予選で披露した技が「カトウ」と命名されます。
翌年、事故による故障に悩まされながらも、全日本選手権で3位、NHK杯で3位につけて日本代表に選ばれ、2014年の世界体操で団体総合銀メダルのほか、平行棒で銅メダルを獲得。
2015年のアジア体操では、内村選手が不在の中、団体総合優勝に貢献すると共に、個人総合も制覇。世界体操では怪我を理由に個人総合には出場せず、37年ぶりの日本団体優勝に貢献しました。
翌年、コナミスポーツに入社します。そしてリオデジャネイロオリンピックでは団体総合の決勝でつり輪以外の種目に出場し、金メダルを手にしました。

まとめ

加藤凌平選手は、元体操選手の両親のもと体操を始め、学生時代からその才能を開花。オリンピックに2度出場しており、それぞれ団体総合で銀メダルと金メダル獲得に貢献しました。不慮の事故で怪我を負うも成績を残し続け、オールラウンドプレーヤーとして、日本チームの活躍に寄与してきた選手です。