【アスリート紹介】スキー・原大智選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

原大智選手とは

原大智(はら だいち)選手は、スキー・モーグル選手です。それと同時に、競輪選手でもあります。
1997年生まれの24歳、東京都出身。日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科に在籍していますが、2020年時点では休学中です。
小学校6年生の頃から競技としてモーグルをスタート。中学生の時は、新潟県南魚沼郡で練習を重ね、16歳では単身カナダに渡り、スキー留学するなど精力的にスキルを磨いている選手です。
そして2018年、平昌オリンピックのフリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルを獲得しています。冬季オリンピックにおけるフリースタイルスキー競技、男子種目で日本人で初めて表彰台に立つこととなりました。
2020年5月から競輪選手としてもプロデビューしています。

実績

2018年度に上月スポーツ賞を受賞している原大智選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年3月時点の原大智選手の実績は下記の通りです。

2019年 フリースタイルスキー世界選手権 男子フリースタイルスキーモーグル 3位
2019年 フリースタイルスキー世界選手権 男子フリースタイルスキーデュアルモーグル 3位
2018年 平昌オリンピック 男子フリースタイルスキーモーグル 3位

引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%A4%A7%E6%99%BA_(%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E9%81%B8%E6%89%8B)

どんな選手か?

1997年3月4日 東京都渋谷区に生まれる。
両親の影響で3歳からスキーを始め、競技としてモーグルを始めたのは小学6年生頃とのこと。東京に住みながらも雪の降る時期は新潟県のスキー場に毎週末通っていたそうです。中学を卒業後、スキルアップのためモーグル強豪校であるカナダにスキー留学します。原選手は、慣れない海外生活は辛いことばかりだったが、主体的に動く力がつき、精神面も強くなったと語っています。
成長のため自ら厳しい環境に身を置き多くのことを学んだ原選手は、2018年の平昌オリンピックで日本人初となる男子フリースタイルスキーモーグルで銅メダルを獲得しました。さらに、都民として初となる冬季メダリストとなっています。
原選手は、車で片道3時間かかるスキー場まで送り迎えをしてくれた両親にとても感謝しているとのこと。留学を支援してくれたりなど、両親の支えがあってこそ銅メダルを獲れたといいます。

2019年から競輪選手を目指したのも話題になりました。フィジカルトレーニングのトレーナーに競輪をやってみないかと誘われ、はじめは断っていたそう。その後和田圭選手(現在の師匠)と出会い、一緒に自転車に乗った時に全然ついていけなかったのが悔しくて、競輪をやってやろうと思ったのがきっかけだったそう。大学も休学し、競技に専念しています。
オリンピックメダリストにもなり、体力的にも自信があったのにも関わらず、という状況で見せつけられた差に闘志が燃えたのでしょう。
勝ち気で負けず嫌いな性格が、プロ合格に一役買ったのではないでしょうか。競輪で鍛える肉体は、モーグルにも活かせると語っています。

まとめ

都内に住みながら、初の冬季オリンピックメダリストとなった原選手。その背景には毎週末新潟に通って練習をしていたり、単身カナダにわたってスキー留学をしたりと自身の技術向上のためのひたむきな努力がありました。また、とても負けず嫌いな性格で、競技に専念するために大学を休学するなど後戻りできない環境で自分を追い込んでいます。そして見事成果を出すといった精神的にも強い選手と言えるでしょう。