安楽宙斗選手とは
安楽宙斗(あんらく そらと)選手は、株式会社JSOL所属のスポーツクライミング選手です。
2006年生まれの18歳、千葉県出身。千葉県立八千代高等学校に在学しています。
小学校2年生の時にクライミングを始めました。
2018年、アクアバンクボルダリング小学生競技大会で優勝し、2023年にはIFSCクライミングワールドカップにて、ボルダーとリードの2種目で年間王者となりました。同年、IFSCアジア大陸予選で優勝。
2024年のパリオリンピックでは、スポーツクライミングの男子複合決勝で総合2位となり、スポーツクライミング競技では、日本男子初となる銀メダルを獲得しました。
クライミング界では、安楽選手の独自の登り方を形容する際に「脱力」という表現がしばしば用いられる傾向があり、ほかの選手が辛そうに登るシーンでも、ひょいっと簡単そうに課題をクリアしてしまうのだとか。
身体の使い方の上手さで勝負してきたようです。
実績
2024年度に上月スポーツ賞を受賞している安楽宙斗選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2025年1月時点の安楽宙斗選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)
2024年 パリオリンピック 複合 準優勝
2024年 IFSCワールドカップソルトレイク ボルダリング 優勝
2023年 IFSC世界選手権ベルン リード 準優勝
2023年 IFSCワールドカップインスブルック ボルダリング 優勝
2022年 第5回コンバインドジャパンカップ2022 西条 優勝
2022年 第8回ボルダリングユース日本選手権 倉吉 優勝
参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E5%AE%99%E6%96%97
https://www.win-agent.jp/member/detail/id=209
どんな選手か?
2006年11月14日千葉県八千代市に生まれる。
安楽宙斗選手は、小学校2年生の時、父がダイエット目的で近所のクライミングジムに通い始めたのをきっかけに、共にクライミングを始めました。夏休みは毎日ジムに通い、難易度関係なくひたすら登り続けていたそうです。
2018年、第1回アクアバンクボルダリング小学生競技大会にて優勝。2023年にはIFSCクライミングワールドカップにて、ボルダーとリードの2種目で年間王者となりました。同年、IFSCアジア大陸予選で優勝し、パリオリンピック出場権を獲得。
2024年のパリオリンピックでは、スポーツクライミングの男子複合決勝で総合2位となり、スポーツクライミング競技では、日本男子初となる銀メダルを獲得しました。
安楽選手のクライミングは「脱力」が特徴で、ほかの選手が辛そうに登る場面でも、ひょいっと簡単そうに課題をクリアしてしまうそう。身体の使い方の上手さで勝負しているといいます。
アスリートらしいストイックな学生生活を送っており、学校でも成績優秀。息抜きの時間がなく、平日は毎日登り、登らない日は筋トレ、休日は1日中ジムにいるそう。空き時間には、世界で戦うために必要な英語の勉強に励んでいるようです。
また、自身の登りをきっかけにクライミング人口を増やせたら嬉しい、1位になりたいというより最強になりたいと語っていました。
まとめ
安楽宙斗選手は、小学校2年生の時からスポーツクライミングを始め、クライミングにのめり込んでいきました。パリオリンピックでは複合で銀メダルを獲得しています。非常にストイックな学生生活を送っており、文武両道を体現している人物と言えるでしょう。