【アスリート紹介】スキー・葛西春香選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

葛西春香選手とは

葛西春香(かさい はるか)選手は、日本ビール所属のノルディック複合・スキージャンプ選手です。
2004年生まれの20歳、北海道出身。早稲田大学スポーツ科学部に在籍しています。
9歳からスキーを始め、札幌ジャンプ少年団に所属していました。
双子の姉もノルディックスキー選手です。
2023年ノルディックスキー世界選手権のノルディック複合女子個人で日本女子選手初となる3位に入賞し、銅メダルを獲得しました。

実績

2023年度に上月スポーツ賞を受賞している葛西春香選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2024年5月時点の葛西春香選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2024年 札幌五輪記念ジャンプ 優勝
2023年 ノルディックスキー世界選手権(スロベニア・プラニツァ)ノルディック複合女子個人 3位
2022年 ノルディックスキー世界ジュニア選手権大会(ポーランド・ザコパネ)ノルディック複合女子個人 準優勝
2022年 第49回HTBカップスキージャンプ競技大会 優勝
2019年 第56回全国中学校スキー大会 準優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E8%A5%BF%E6%98%A5%E9%A6%99

どんな選手か?

2004年2月4日 北海道札幌市に生まれる。

葛西春香選手は9歳の時、スキーを始めました。
双子の姉である優奈選手もノルディックスキーの選手です。
2018年、全日本スキー選手権大会・女子ノルディックコンバインド5kmで準優勝しました。
中学在学時は、姉の優奈選手と共に全日本スキー連盟が行ったノルディック複合女子強化のための合宿に強化選手候補として参加。2019年には全国中学校スキー大会で優勝した優奈選手に次いで準優勝し、姉妹でワンツーフィニッシュを決めました。

高校は優奈選手と共に東海大学付属札幌高等学校に進学。2020年ローザンヌユースオリンピックではノルディック複合日本代表に選抜されています。
また、高校時代はノルディックのみならずジャンプ競技との二刀流で活躍していました。2022年、HTBカップスキージャンプ競技大会で優勝しています。同年、高校最後の公式大会としてノルディックスキー世界ジュニア選手権大会に出場。ノルディック複合女子個人で銀メダルを手にしています。
姉と共に早稲田大学スポーツ科学科に進学し、2023年のノルディックスキー世界選手権のノルディック複合女子個人で、日本選手で初めてとなる3位に入賞し、銅メダルを獲得しました。

印象に残っている試合は高校最後のジュニア世界選手権とのこと。目標とする選手は、渡部暁斗選手だそうです。
女子コンバインドが冬季オリンピックの正式種目となり、金メダルを獲ることが子どもの頃からの夢だといいます。2026年での採用は見送られてしまいましたが、2030年には採用されることを信じつつ、現在はより良い練習環境を求めて地元を離れ、海外を転戦しながら競技力アップに励んでいるそうです。

まとめ

葛西春香選手は、9歳からスキーを始め、高校時代はノルディック複合とジャンプ競技との二刀流で活躍してきました。姉の優奈選手と共に日本のノルディック複合を引っ張っていき、オリンピック競技に採用された暁には金メダルを獲得してほしい選手です。