佐藤拳太郎選手とは
佐藤拳太郎(さとう けんたろう)選手は、富士通所属の短距離走の陸上選手です。
1994年生まれの30歳、埼玉県出身。城西大学経営学部を卒業しています。
中学時代は野球部に入っており、高校から陸上を始めました。アジア選手権では2019年に4×400mリレーで優勝、2023年に400mで優勝。リオデジャネイロオリンピック、東京オリンピック、パリオリンピックの3大会に出場しています。
専門は400mで、自己ベストは日本記録の44秒77。
前半から速度を出して勝負を決める先行逃げ切りを得意としているそうです。
実績
上月財団のスポーツ選手支援事業にて、支援対象になったことのある佐藤拳太郎選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2025年4月時点の佐藤拳太郎選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)
2024年 パリオリンピック400m 日本代表、4×400mリレー 6位
2023年 アジア競技大会(杭州)400m 準優勝
2023年 アジア選手権(バンコク)400m 優勝
2021年 東京オリンピック4×400mリレー 日本代表
2016年 リオデジャネイロオリンピック4×400mリレー 日本代表
参考:
https://sports.jp.fujitsu.com/trackfield/athletes/kentaro-sato
どんな選手か?
1994年11月16日埼玉県に生まれる。
佐藤選手は、中学では野球部に所属しており、高校から陸上を始めました。
高校3年のインターハイは、200mと400mで準決勝まで進出しています。
2015年のインカレでは、3走を務めた4×400mリレーで城西大学において初めての決勝進出と優勝に寄与しました。同年、アジア選手権の400mで銅メダルを手にしています。ユニバーシアードの4×400mリレーではアンカーを務め、銀メダルを獲得しました。
その後、リオデジャネイロオリンピックと東京オリンピックで、4×400mリレーの日本代表に選出されています。
2023年、アジア選手権400mで優勝。ブダペスト世界選手権の400m予選で、32年ぶりに日本記録を更新し、44秒77をマークしました。
2024年のパリオリンピックでは、1600mリレーの決勝で2分58秒33のアジア新記録を出し、6位に入賞しています。
大学1年生の頃は200mへのこだわりが強かったようですが、陸上部のコーチにすすめられ400m専門となったそう。そこから才能を開花させ、ユニバーシアードや世界リレー、世界選手権など国際大会の日本代表に選出されるまでの選手になりました。
400mはスピード感と1周走り切るまで勝負がわからないドキドキ感を味わえるとのこと。佐藤選手は先行逃げ切りを得意としており、レース前半からスピードを出して勝負を決めるのだとか。
大会前に100%系のジュースを飲むのがゲン担ぎだそうです。
まとめ
佐藤拳太郎選手は、高校から陸上を始め、オリンピックに3回出場しています。先行逃げ切りを得意とし、400mでは日本記録を樹立しました。今後の活躍も期待したい選手です。