【アスリート紹介】柔道・渡名喜風南選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

渡名喜風南選手とは

渡名喜風南(となき ふうな)選手は、パーク24所属の柔道選手です。
1995年生まれの26歳、神奈川県出身。帝京大学医療技術学部を卒業しています。

小学校3年生の頃柔道を始めました。2017年の世界選手権で優勝、2021年東京オリンピックでは銀メダルを獲得するなど、輝かしい活躍を残しています。
階級は48kg級、組み手は左組みで、148cmと小柄ながら力強い足技と寝技が得意な選手。世界ランキングは現在3位です。

実績

2017年度、2019年度の2度にわたり上月スポーツ賞を受賞している渡名喜風南選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年9月時点の渡名喜風南選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2021年 東京オリンピック 銀メダル
2021年 グランドスラム・カザン 優勝
2020年 グランドスラム・デュッセルドルフ 準優勝
2019年 グランドスラム・大阪 優勝
2019年 世界選手権 準優勝
2018年 グランドスラム・大阪 優勝
2018年 世界選手権 準優勝
2017年 世界選手権 優勝
2017年 ワールドマスターズ 優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E5%90%8D%E5%96%9C%E9%A2%A8%E5%8D%97

どんな選手か?

1995年8月1日神奈川県相模原市に生まれる。

渡名喜風南選手は4人姉妹の末妹で、格闘技が好きだった父の影響から、小学校3年生の頃柔道を始めました。また、谷亮子選手の影響も受けていたといいます。
喧嘩っ早い少女で、小学生の時はボーイッシュな姿を男子にからかわれた時、立ち向かっていき勝つまでやめなかったそう。幼い頃から負けず嫌いだったようです。
中学の時寝技の練習に力を入れ、のちにそれが武器になります。
学生時代にも輝かしい成績を残し、2017年に初出場した世界選手権では、海外の強豪を破って金メダルを獲得。さらに2018年、2019年と連続で銀メダルを獲得するなど、国際大会でも安定した力を発揮します。
初めてのオリンピックとなった2021年東京オリンピックでは、日本選手団メダル第一号となる銀メダルを獲得しました。

2019年には体幹強化のためモンゴルに赴き、元世界女王のムンフバット選手から「肉を食べないと強くなれない」とアドバイスされたことがきっかけで、苦手だった牛肉が好物になったといいます。
大外刈りから小外刈りといった連続での足技や、寝技への連携が得意。見どころは、相手との駆け引き、小技から大技までの投げ技だと語っています。

まとめ

渡名喜風南選手は、9歳の頃から柔道をはじめ、幼少期から負けず嫌いな一面がありました。小柄ながらダイナミックな技が見どころです。初出場の東京オリンピックでは銀メダルを獲得した実力ある選手で、今後の活躍にも期待です。