馬術競技とは
馬術競技は、馬と人がペアを組んで行う競技で、オリンピックの中で唯一、男女の差を設けず同条件で実施されます。
オリンピックでは、馬場馬術、障害馬術、総合馬術で個人・団体の合計6種目が行われます。1チーム3人馬の合計成績が団体成績となります。
馬場馬術は、馬の演技の精度と美しさを審査する規定演技と、音楽に合わせて必須要素を盛り込んだ自由演技によって採点されます。燕尾服や保護用ヘッドギア、白いタイ、ブーツなどの着用がルールで決められています。
障害馬術は、障害物を規定の時間内に定められた順番に飛び越えて走ります。時間超過、障害物の落下などは減点となり、減点の少ないペアが上位となります。
総合馬術は、馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の3種目を同一人馬で行う複合競技です。クロスカントリーがメインで、障害物数が40程度のコースを規定タイム内に走らなければなりません。
馬術競技の見どころ

競技の見どころは、手綱や脚、体重移動などを用いた選手の緻密な指示と、馬がその指示に応える能力です。選手と馬との深い信頼関係によって生み出される見事な調和が、迫力と華やかさを兼ね備えた飛越や演技を生み、馬術競技の魅力を際立たせます。
馬術競技の歴史
馬術競技はイギリス上流社会の伝統的な嗜みであるブリティッシュを起源とし、馬場馬術では燕尾服を着用しなければならないなど、独特のルールが存在します。
1900年のパリオリンピックで初めて行われ、1948年のロンドンオリンピックまでは男性軍人だけが参加できる競技でした。1952年のヘルシンキオリンピック以降、軍人以外の男性や女性も参加が認められるようになりました。
まとめ
馬術競技は馬場馬術、障害馬術、総合馬術の3種があり、それぞれ個人と団体があります。オリンピック競技で唯一動物と共に行う競技で、男女の区別なく同じ条件で行われます。選手と馬のコンビネーションと信頼関係が競技の見どころです。

