髙木美帆選手とは
髙木美帆(たかぎ みほ)選手は、日本体育大学所属のスピードスケート選手です。
1994年生まれの26歳、北海道出身。北海道帯広南商業高等学校を卒業後、日本体育大学体育学部体育学科卒業し、現在は同大学で助手を務めています。
5歳からスケートをはじめ、姉の菜那さんもスピードスケート選手として活躍しています。
スピードスケート女子1500mの世界記録と、1000m・3000mの日本記録を保持しており、2018年平昌オリンピックでは、金・銀・銅3色のメダルを獲得するという偉業を成し遂げた人物です。
実績
2015年度に上月スポーツ賞を受賞している髙木美帆選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年3月時点の髙木美帆選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)
2020年 世界スプリントスピードスケート選手権大会 総合優勝/500m(1) 1位/500m(2) 2位/1000m(1) 1位/1000m(2) 1位
2020年 世界距離別スピードスケート選手権大会 1000m 3位/チームパシュート 優勝
2019/20年 ワールドカップスピードスケート(長野) 1000m 2位/チームパシュート 優勝
2019年 世界スプリントスピードスケート選手権大会 総合2位
2018年 平昌オリンピック 1000m 銅メダル/1500m 銀メダル/チームパシュート 金メダル
2018年 世界オールラウンドスピードスケート選手権大会 総合優勝
2017年 世界オールラウンドスピードスケート選手権大会 総合3位
引用:
https://skatingjapan.or.jp/speed/player/detail.php?id=Iwy7yvYPKfY%3D
どんな選手か?
1994年5月22日北海道中川郡に生まれる。
姉・兄がスケートをしていた影響で、髙木選手も5歳からスケートを始めました。姉の菜那さんもスピードスケート選手で、共に2018年平昌オリンピックのスピードスケート団体パシュートでオリンピックレコードを叩き出し、金メダルを獲得しています。そのほかの数々の大会でも菜那さんと共に出場し、多くのメダルを獲得。2018年には紫綬褒章を受章しています。
子どもの頃からスポーツ万能だった髙木選手は、スケート以外にもヒップホップダンスやサッカーにも打ち込んでいました。
スケートでもその能力を遺憾なく発揮し、2009年全日本ジュニア選手権で総合優勝を果たしてから舞台を世界に移し、中学生でバンクーバーオリンピック代表に選ばれました。
その後、幾度と団体パシュートで世界記録を塗り替え、平昌オリンピックで金・銀・銅3色のメダルを獲得しました。
髙木選手は「世界記録保持者となったからといってそこで終わりではなく、記録は常に更新、破っていくことになる。現状に満足することなく、次に向かっていきたい」と語っています。
まとめ
幼い頃からスポーツが得意で、5歳からスケートを始めた髙木選手。姉と共に平昌オリンピックスピードスケート団体パシュートで金メダルを獲り、さらに個人でも銀メダル、銅メダルを獲得しています。世界記録を持ちながらも、より上を目指すなどストイックな性格のようです。個人種目も菜那さんとの団体種目も今後の活躍に注目が集まりそうです。