【アスリート紹介】柔道・志々目愛選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

志々目愛選手とは

志々目愛(ししめ あい)選手は、了德寺大学所属の柔道選手です。
1994年生まれの27歳、宮崎県出身。帝京大学を卒業しています。
4歳の時に兄たちとともに柔道を始めました。学生時代からその才能を発揮し、兄妹で世界選手権のメダリストにもなったそうです。
階級は52kg、段位は四段。組手は左組みで、内股が得意な選手。
2021年5月現在の世界ランキングは3位です。

実績

2017年度、2019年度に上月スポーツ賞を受賞している志々目愛選手。そんな彼女の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年6月時点の志々目愛選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2021年 世界柔道選手権・ブダペスト 52kg級 優勝
2021年 柔道ワールドマスターズ・ドーハ 準優勝
2020年 柔道グランドスラム・パリ 52kg級 3位
2019年 柔道グランドスラム・パリ 52kg級 優勝
2019年 全日本選抜柔道体重別選手権大会 52kg級 準優勝
2019年 世界柔道選手権大会 52kg級 3位
2019年 柔道ワールドマスターズ・青島 52kg級 優勝

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E3%80%85%E7%9B%AE%E6%84%9B
https://www.judo-ch.jp/player_introduce/dtl.asp?day=20200420w

どんな選手か?

1994年1月25日宮崎県都城市に生まれる。

志々目選手は4歳の時、兄の裕樹さん、徹さんに続いて財部柔心館道場で柔道を始めました。小学生の時ケガが原因で柔道ができず、やめようと思ったこともあったそうです。諦めずに続けていると6年生の時、全国小学生学年別柔道大会の45kg級で3位となりました。中学には柔道部がなかったため、道場で男子を相手に稽古を続けていたそう。
高校では寮生活となり、2年の時にはインターハイ52kg級で3位となりました。全日本ジュニアでは、優勝を果たしています。
グランドスラムでは兄と共に何度もメダルを獲得するなど、兄妹で活躍を見せます。
また、2015年の世界選手権でも兄妹でメダリストになりました。さらに大会で優勝したことで、志々目選手は初めて世界ランキング1位を獲得しています。
外国人選手との闘いに定評があり、2015年から約3年半、対外国選手の連勝記録は57に上りました。
ライバルは阿部詩選手や角田夏実選手。国内にこれだけ強い選手がいることで、自分を高めていけると語っています。

まとめ

志々目愛選手は、柔道一家に生まれ、2人のお兄さんと共に成績を残していきました。海外選手に強く、57連勝記録を持っています。残念ながらライバルの阿部選手に成績が及ばず、東京オリンピック代表には選ばれませんでしたが、これからも精力的に活躍していってほしい選手です。