【日々の雑談】バドミントンとは?バドミントンの魅力をまとめてみた

日々の雑談

バドミントンとは

バドミントンは球技の一つで、ネットによって2つに分けられたコートの両側に選手が立ち、ラケットでシャトル(シャトルコック)を打ちあって、得点を競います。
この競技はスピード感が特徴の一つで、打球の最速初速は時速493kmもあり、「最速のスポーツ」とギネスブックに認定されています。
1対1で戦うシングルスと2対2で戦うダブルスがあり、シングルスとダブルスではコートの大きさが異なります。試合は1ゲーム21点先取、3ゲームマッチで2ゲーム先に取った方が勝ちです。

バドミントンがほかのネットスポーツと明らかに異なる点は、丸い球ではなくシャトルを使用するところです。
シャトルとは、半球状のコルクに鳥の羽根を接着剤などで固定したものを指します。ラケットで打った瞬間の初速は球技の中で最速ですが、空気抵抗が大きいため相手プレーヤーに届く時の終速は著しく違います。このシャトルの特性によって、たくさんストロークの種類があり、バラエティに富んだラリーが見られます。

バドミントンの見どころ

バドミントンの試合で繰り出されるスマッシュは見ていて爽快感があります。相手選手に届く頃にもかなりの速度が残っていますが、ヘアピンと呼ばれるネットプレーや、ドロップショットでは瞬時にスピードダウンします。ラケットの持ち方、力の入れ方、角度によって、緩急の差に加え様々な変化が生まれます。多彩なショットの打ち分けを見るのも楽しみの一つでしょう。

一流選手になると、「ここに打てばここに打ち返される」と2手、3手先を読んで試合をしているそう。相手の動きを予測し、裏をつくプレーをしあう駆け引きも、バドミントン観戦の面白さです。
シングルスでは特に、相手を動かしてオープンスペースを作りそこを狙うと得点に繋がりやすくなるため、いかにしてオープンスペースを作るかも見どころです。

ダブルスはというと、シングルス以上のスピード感溢れる試合展開が見もの。選手一人ひとりの実力もさることながら、2人のコンビネーションが大きく影響してきます。ダブルスでは2人の陣形が状況によって次々と変化していくので、フォーメーションの変化を見るだけでも面白さがあるでしょう。

バドミントンの歴史

バドミントンの誕生には諸説ありますが、その一つにイギリス古来の「バトルドーアンドシャトルコック」という羽根つき遊びが起源という説があります。
19世紀の中頃、イギリスのバドミントン村にある公爵家の邸宅、バドミントンハウスの大広間でよく遊ばれていたのだとか。
その後競技化されていき、バドミントンハウス以外でも楽しまれることになったことで様々なルールが設けられました。当時、このスポーツには明確な名前がなかったそうですが、バドミントンハウスでの遊びがこのスポーツの始まりだったことから、1870年代に「バドミントン」という名前が定着したと言われています。

1893年に、バドミントン協会がロンドンに設立されました。様々なローカルルールを統一することが第一の目的であり、この時に組織的なルールが制定され、近代スポーツの仲間入りとなりました。
オリンピックでは、1992年のバルセロナから正式競技となりました。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスが実施されています。

まとめ

バドミントンはシャトルという特殊な球を使い、最速のスポーツとしてギネスブックに認定されるほどスピード感溢れる競技です。シャトルの特性を活かした力強いスマッシュ、緩急のあるショットによる変化に富んだ試合運びが見どころです。
近年日本の選手も次々とメダルと獲得するなど、輝かしい戦績を残しています。これからの活躍にも期待ですね。