【アスリート紹介】柔道・小川雄勢選手の実績まとめてみた

アスリート紹介記事

小川雄勢選手とは

小川雄勢(おがわ ゆうせい)選手は、パーク24所属の柔道選手です。
1996年生まれの25歳、神奈川県出身。明治大学を卒業しています。
小学校4年生の頃柔道を始めました。
階級は100kg超級。組手は左組み。払い腰、支釣込足が得意な選手です。
IJF世界ランキングは2020年3月時点で77位です。

父親は同じく柔道家で、バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得し、4大会世界チャンピオンとなった小川直也さんです。

実績

2018年度に上月スポーツ賞を受賞している小川雄勢選手。そんな彼の直近の試合結果をまとめてみました。
2021年10月時点の小川雄勢選手の実績は下記の通りです。(一部抜粋)

2021年 体重別 2位
2020年 講道館杯 3位
2019年 全日本選手権 3位
2018年 世界団体バクー 90kg超級 優勝
2017年 グランドスラム東京 100kg超級 優勝
2016年 グランドスラムチュメニ 100kg超級 準優勝

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E9%9B%84%E5%8B%A2

どんな選手か?

1996年7月20日神奈川県横浜市に生まれる。

小川選手は、幼い頃はクラシックバレエを習っていました。そして小学校4年生の時に父・直也さんの経歴を知ったことがきっかけで柔道を始めたそう。
高校に進学し、2年生の時にインターハイ団体戦で3位、高校選手権個人戦で優勝するなど、頭角を現します。大会を観戦していた全柔連の副会長からは、「まだ未完成だけれど、父親そっくりなスタイル」と評されています。
明治大学では、1年生の時学生体重別で優勝。さらに2017年の全日本選手権の東京予選で優勝し、1989年に大会で優勝を果たした父に続きました。
4年生の時は体重別でオール反則勝ちで初優勝。以前は本能に従って戦うスタイルだったそう。しかし伸び悩んでいたことから、体力と力に頼るだけではなく、綿密に戦術を立てるスタイルを取り入れたことで結果を残せるようになったといいます。

パーク24の所属となってからはバルセロナオリンピック金メダリストの吉田秀彦監督から指導を受けることになります。一時期は父も専属コーチとして招かれましたが、吉田監督らが所属する首脳陣から指導を受けるようになります。
東京オリンピック出場にはなりませんでしたが、小川雄勢選手の柔道スタイルを定めることが大事とのことです。

まとめ

小川雄勢選手は、小学校4年生の頃から柔道を始め次々と成績を残しています。オリンピックメダリストの父を持ち、自身もその才能を発揮してきました。自身の柔道スタイルを確立することが、パリオリンピック出場や全日本選手権史上初の親子制覇の達成のカギとなるのではないでしょうか。